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おから味噌づくりから見る生命のセカイ

  • 4-9 Tanaka-cho, Nishinomiya Hyogo Japan (map)

この「お話がメイン」のワークショップを大切に続けている理由、
それは味噌づくりには生命の仕組みが詰まっていることを多くの人に知ってもらいたいから。

お味噌の発酵を司どる微生物は、常に私たちヒトの身体と共にあります。
目に見ることのできない小さな存在。けれど、私たちの身体の中だけでも地球上の動物を上回る数の微生物がおり、体内の消化器官では食べ物の吸収から排泄まで、また免疫細胞や肌表面では、外から取り入れる有害な物質と戦い、日々の健康を守ってくれています。
また地球が誕生し、現代に至るまで動植物種の進化に大きく寄与してきた偉大な存在です。
そんな小さくて偉大な微生物の働きを身近に感じることができるのが、お味噌づくりの面白さと大切さだと思うのです。

また、手作り味噌をはじめとした「発酵」には、未知なる力が宿っています。
健康へのメリットというだけでなく、「発酵」は自然現象の観察と試行錯誤が欠かせず、各地で世代から世代へ引き継がれてきた知恵であり、文化そのもの。
そんな発酵の力を私たちが取り戻すことは、流通されている商品を選ぶだけの「消費者」からふたたび責任ある「生産者」としての立脚点を取り戻すことにも繋がるのではないでしょうか。

ちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが…2時間半のワークショップは、ご参加の皆さんも交えつつ2時間弱がお話の時間(お味噌づくりの作業は30分ほど)です。

壮大な生命のセカイ、大豆や食、農のお話から、身体と心、栄養やヨガに哲学など、生きる神秘にハッとするようなワークショップとなっています!

原料はすべてつながりのある生産者さんから仕入れる有機・無農薬の素材。旧暦の新月に当たる2月、こだわりの手前味噌を仕込みましょう!

■日時
2022年2月20日(日) 14:30~17:00
有機おから味噌作りワークショップ

■参加費
3,500円(持ち帰り味噌1kg、お茶)
*追加 1セットにつき500g 800円
参加費は当日会場にてお支払いください。

■持ち物:筆記用具、エプロン、手拭きタオル、味噌仕込み用容器

■会場
カフェココハネ
西宮市田中町4−9あんのん舘1F(阪神西宮駅えびす口南側すぐ)
TEL 0798-21-0535

■お申込方法
満席のため、お申し込みを締め切りました!

■定員
6名

■ガイド
永谷タイ
(カフェココハネ店主・ヨガ講師・パーマカルチャーデザイナー)

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☆おから味噌づくりとは☆
一般的な味噌作りは大豆をコトコトと煮てつぶし、麹と塩を混ぜて寝かせる、という手順です。
おからみそは丸ごと大豆の代わりに、おからと豆乳を使った省エネバージョン。おからは豆腐を作る際にできる搾りかすですが、タンパク質や食物繊維を含む栄養価はたっぷりと残っています。ほとんどが食料として利用されることのない余剰物であるおからに豆乳を足し、麹を多めに加えることで、火も使わず短時間で味噌を仕込むことができるのです。

手前味噌と言う言葉があるように自家製で出来上がった味噌は、味わい深くて身体にも良いもの。
味噌を混ぜた手の常在菌や、寝かせている間に日々お家で共に暮らしている菌が手を結び、醸してくれているので、それもそのはずですね。
寒仕込みが一般的ですが、実は年中仕込むことができ、その時その時で変化する味わいも一つの楽しみです。

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